新型コロナウィルス感染症患者の80%以上は、無症状や軽症(1週間程度で症状改善)であることが報告されています。感染が収束されるまでの期間は、「日本国内において集団免疫が獲得されるまで」もしくは「有効な予防接種や治療薬が開発されるまで」となり、数か月~年単位に及ぶことが予想されます。相当数の無症状や軽症の患者さんが社会の中にいることを想定して、当院では以下の院内感染予防策を徹底し、感染が収束されるまで継続して参ります。
①全スタッフ、全患者さん、来院される方へのマスク着用
→全員が正しくマスクを着用することで、飛沫感染のリスクを抑制できます。
②機械換気のフル稼働、窓の常時開放、待合室・全診察室への空気清浄機と加湿器の配備
→機械換気のみで1時間に3回程度、院内の全空気を入れ替えることは可能ですが、窓も常時開放することで換気効率を上げています。
→感染リスクの高い待合室、隔離室、内視鏡室には紫外線による殺菌作用を有する空気清浄機を導入し、換気の補助としています。
③ドアノブ、カウンター、診察台、ソファー、椅子、トイレ、血圧計などの定期的な院内消毒
→新型コロナウィルスに対する効果が実証され、かつ効果が長く持続するウィルシャット(フマキラー社製)を使用して消毒します。
④全スタッフの定期的な手洗い、手指消毒の徹底、体温測定
→発熱、かぜ症状のあるスタッフを欠勤対応にするなど、スタッフから患者さんへ感染させることがないよう徹底しています。
⑤聴診器や体温計、SpO2モニターなどの医療機器に対する診察毎のアルコール消毒
→共用する医療機器については、患者さんから患者さんへ感染することがないよう、特に消毒を徹底しています。
⑥院内各所への手指消毒液配置、全患者さんへの来院時/帰宅時における手指消毒の注意喚起
→患者さん自身がこまめに消毒することで、接触感染のリスクを抑制できます。
⑦発熱や咳、痰などの感染症状のある方の隔離室での診察、もしくは診察時間の変更
→適切な隔離を行い、感染のない患者さんへの感染リスクを抑制します。
→隔離室は1時間に5回程度、全空気を入れ替えることが可能ですが、窓を常時開放し、紫外線による殺菌作用を有する空気清浄機を導入することで、できる限り短時間に室内空気を清浄化できるように対策しました。
→診察毎に椅子、机、ベッドなどのアルコール消毒を実施し、接触感染のリスクも徹底的に抑制しています。
⑧発熱や咳、痰などの感染症状のある方に対するスタンダードプリコーション(ガウン、キャップ、マスク、手袋、ゴーグルの着用)の徹底
→スタッフに感染することがないよう、スタッフの体に付着したウィルスを他の患者さんに感染させることがないよう、患者さん毎に新しい医療防護具にとりかえて診療しています。
⑨待合室、中待合でのソーシャルディスタンスの確保、自家用車内での診察待機
→3密(密接、密閉、密集)空間では、コロナウィルスの感染リスクが18.7倍に上昇することが報告されています。待合室・中待合で密にならないよう、院内での待機人数を常にコントロールしています。
→自家用車内でお待ちいただく場合には、呼び出しベルをお渡しし、院内で待つ場合よりも待ち時間が長くならないよう準備しております。
⑩定期通院中の患者さんに対する電話再診▸ 詳細はこちらまで
→上記対策を実施した上でも、院内感染が心配な定期通院中の方に対しては、電話再診も行っています、遠慮なくお申し付けください。
⑪感染弱者である高齢者や妊婦、基礎疾患のある方の優先診察
→基本的には予約優先ですが、できる限り配慮いたします。
⑫飛沫感染予防を徹底した内視鏡検査の実施
→詳細は消化器内視鏡診療についてをご覧ください。
全ての患者さん、職員の健康を守るため、一丸となって診療を継続して参ります。何卒ご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の急速な拡大に伴い、内視鏡診療を行う医療従事者へのコロナウィルス感染リスクが問題視されています。以下の条件に該当する患者さんに対しては、緊急性のない消化器内視鏡検査の延期または中止を考慮することが求められています。(2020年5月28日、日本消化器内視鏡学会からの提言 改定第6版)
そこで当院では、内視鏡検査で来院された方全員に体温測定をさせていただき、上記に該当する方については内視鏡検査の延期をお願いさせていただきます。
上記に該当しない、すなわち新型コロナウイルス感染症を疑う症状のない患者さんにつきましては、通常通り内視鏡検査を行いますので、安心してご来院ください。
また全ての検査でスタンダードプリコーション(ゴーグル・マスク・手袋・キャップ・長袖ガウンの着用)を行い、院内感染については徹底的に予防しています。各種防護具は患者さん毎に取り換え、検査毎に医療従事者の手指洗浄を行い、診察台などの消毒も行っています。アクリルボックスを設置し、口腔外吸引装置も併用して検査を実施し、飛沫感染やエアロゾル感染に対する予防もしています。院内感染を広めることのないように診療にあたることは医療従事者としての責務です。大袈裟だなと思われるかもしれませんが、来院されている患者さんのみならず、当院で一生懸命勤務してくれているスタッフ、社会全体の安全を確保するための対応でありますので、ご理解・ご協力いただきますようお願いいたします。
医院名 | もとまち内科クリニック |
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院長 | 伊藤 裕也 |
住所 | 〒471-0855 豊田市柿本町7丁目66-1 |
診療科目 | 内科 消化器内科 |
電話番号 | 0565-24-8080 |
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ニシ ハレバレ
TEL 0565-24-8080