腹部超音波検査(腹部エコー検査)について

超音波を用いて、肝臓、膵臓、胆道、腎臓、脾臓などを観察する検査です。検査による負担も少なく、放射線被曝も全くないため、患者さまのお体にやさしい検査です。デメリットとしては、CTMRIに比較すると客観性に乏しい点、検査する人の技術に診断精度が左右される点があげられます。

以下の症状、異常のある方に腹部エコー検査をお勧めします

  • 体や目が黄色いなど、黄疸症状のある方

  • 高血圧、脂質異常症、肥満などメタボリック症候群のある方

  • 糖尿病の方、特に糖尿病が急に出現した方や悪化した方

  • 肝機能障害や腎機能障害、尿潜血陽性を指摘されている方

  • 背部痛のある方

  • 胃カメラでは異常のない腹痛が持続している方

  • 食後、特に油ものを食べた後に、腹痛のある方

以下の異常のある方は定期的な腹部エコー検査をお勧めします

  • B型肝炎、C型肝炎、肝硬変などの肝疾患を指摘されている方

  • 血管腫、限局性結節性過形成などの良性肝腫瘍のある方

  • 膵嚢胞や慢性膵炎、膵石症などの膵疾患を指摘されている方

  • 胆嚢壁肥厚、胆嚢ポリープ、胆石症などの胆道疾患を指摘されている方

B型肝炎、C型肝炎、肝硬変は肝がんのハイリスク因子になり、B型肝硬変では年率約3%、C型肝硬変では年率約58%での発がんが報告されています。膵嚢胞や慢性膵炎の存在も膵がんのハイリスク因子になり、膵嚢胞では健常者の約3倍、慢性膵炎では約7倍の発がんリスクが報告されています。これらのがんは、発見が早ければ手術・放射線など様々な治療を施すことができますが、発見が遅れれば治療が難しくなります。できるだけ早期に発見できるよう、定期的な検査を行うことをおすすめします。

当院の腹部超音波検査(腹部エコー検査)

当院では、FUJIFILM社製FC1を用いて腹部エコー検査を実施しています。最新の超音波診断装置であるため、従来の機種と比較して、解像度が高く、アーチファクトが軽減された鮮明な画像を得ることができます。

アーチファクトは、超音波の画質を低下させるノイズのようなものです。)

加えて超音波検査には10分以上の十分な時間をかけ、肝臓・胆道・膵臓・脾臓・腎臓を詳細に観察します。検査の目的によっては、膀胱、前立腺、子宮、胃・腸管、腹部大動脈などを観察させていただく場合もあります。

病変を認めた場合には、通常観察に加えて、ドプラ法を用いた血流解析なども行い、できるだけ質の高い検査を提供できるよう努力しています。

特に胆道・膵臓領域の超音波検査は、名大病院での勤務時代に学会賞をいただいた領域でもあり、当クリニックがもっとも得意としている検査の一つです。胆道・膵臓疾患の経過観察は是非当院にお任せください。


腹部エコー検査にかかる料金


健康保険1割負担健康保険3割負担
腹部エコー検査のみ約550円約1600円
血流解析あり約750円約2200円
上記料金には投薬料などは含まれておりませんのでおおよその金額です。

クリニック案内

医院名 もとまち内科クリニック
院長 伊藤 裕也
住所 〒471-0855
豊田市柿本町7丁目66-1
診療科目 内科 消化器内科
電話番号 0565-24-8080

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